Treo750-CovertecとPiel Fromo

下記はあくまで自分の主観です。
シロート・ユーザーの一視点での評価ですので、、、

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Treo680用に購入していたPiel Fromoと今回Treo750用に入手したCovertecですが、それぞれ専用のケース(Treo750と680は共用ですが)ですがかなり異なった造りです。ぱっと見た目はCovertecが良いように見えますが、、、細かく見ると雑なとこも。

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基本的にPDAのケースっていうのは「保護」「保持性」が主な目的と思います。サイドの開口面積はCovertec>Piel Fromoです。
またCovertecは上部がなぜか大きく切り取られていますので余計のボディが露出します。この切り取られている部分ってスタイラスのとこですが、フラップを開けずにスタイラスを取り出す意味が?です。
Piel Fromoは上部も本体幅と同じなので直接ボディの突出がなく安心感があります。

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フラップを開くと余計に大きな差が。画面下部のプレートが目立つCovertecと画面周囲を囲むPiel Fromoです。
実際に画面へのはみ出し?はCovertecの方が大きく邪魔をします。かつ5wayへの侵入もあり操作性は悪化方向。WM5ではステータスバーがあるので少々は関係ないのですがPalmOSだとちょっと困りもの。Piel Fromoは画面にはかからないので全く問題なし。5wayへの侵入は同様ですが、ここに「芯がね」が無い分狭く、柔らかいのでCovertecほどの悪化はありません。また細部の作り込み感は、Piel Fromoが上です(これは明らか)。造りに高級感とは違う丁寧さを感じます。
Covertecは、革の切断面処理や縫製が雑。バイトのおばちゃんが作ってる大量生産品ぽい。とてもネットで評されているイメージとは違うのだが、、、

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操作性に大きく影響しているベース?部の幅。
Covertecは、本体の形状のように裏側の幅が狭くなっており手で持ったときに素と近い(Piel Fromoとの比較論)感触です。
Piel Fromoは、幅が本体と同じため保持感が全く異なりすごい違和感があります。Treo本体の保持感が薄れるのはかなり残念。

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私の手元に来たものだけでしょうけど、Covertec下部形状と本体下部の形状とが大きく合っていませんでした。コネクタに被さり充電も出来ない状態。どうも下部の縫い位置が違うようです(上記のように縫い位置が約5mm上方へずれていた。画像は固定を外して素直に置いた状態=正常位置、、、と思う)
なので糸を切って固定を外しちゃいました。これで下部の穴位置と本体の形状が合いました。この状態でずり落ちることは無いのでそのままです。

全体:
ネットでも評価の高いCovertecですが、Piel Fromoと比較すると一長一短あります。100%自分の主観&好みです。
保護性:Covertec < Piel Fromo
操作性:Covertec > Piel Fromo
見た目:Covertec > Piel Fromo
詳細:Covertec < Piel Fromo

Piel Fromo〜革職人さんが作ってる?
決して高級感は無いのですがいかにも職人さんが作ったような感じを受けます。細かな部分までしっかりと作ってあり手を抜いていない。革の切断面の処理もしっかりしてある(安っぽい処理ですが)。

Covertec〜PDAユーザーが作ってる?
作りは雑ですが、ほぼ良好なの操作性と保持感です。これはPDAを使う上ではもっとも重要と思います。これだけでCovertecの方が良く感じるのですよ。下側をフリーにしている関係で5way操作ぎりぎりまで下げてますので何とか妥協レベル。上部のカットだけは?ですが。

またPiel Fromoはサイズがキチキチで、出し入れが面倒なので入れたままにする場合は良いけど、miniSDの取り出しなどが面倒になります。Covertecはするっと入り、するっと抜けるのでこの点は重宝します。特に設定中は、、、

なのでしばらくCovertecで行きます。お粗末!!